​​マリア・オテロ​

マリア・オテロは現在、世界的な開発企業であるDevelopment Alternatives, Inc.の取締役を務め、そのキャリアは、世界中の恵まれない人々に力を与えることに焦点を当てています。幅広い公共サービスとマイクロファイナンスの経験は、ハーバライフが人々の健康で活動的なライフスタイルを支援するという使命を果たすのに役立っています。

2009年、オバマ大統領に指名され、米上院で民主主義グローバル問題担当国務次官に就任。2012年、クリントン国務長官により国務省に新設された文民安全保障・民主主義・人権担当次官に任命され、2013年まで務めました。国務省在任中は大統領のチベット問題特別調整官も務めています。国務省のヒスパニック系官僚としては最高位であり、国務省史上初のラテン系次官です。クリントン大統領からは米州財団の理事長に、ブッシュ大統領からは米国平和研究所の理事会副議長に任命。2006年にはアナン事務総長から「包括的金融セクターに関する国連アドバイザーグループ」のメンバーに任命。また、ブレッド・フォー・ザ・ワールドの理事長、カルバート財団およびバングラデシュのBRACの理事も務めました。

2000年から2009年まで、世界26カ国でマイクロファイナンスを展開するアクシオン・インターナショナルの社長兼CEOを務め、グローバル株式投資ファンドであるアクシオン・インベストメンツの取締役会議長およびアクシオンを代表して複数のマイクロファイナンス銀行の取締役を務めました。USAID（米国国際開発庁）の女性開発事務所でラテンアメリカ・カリブ海地域のエコノミスト、外交問題評議会のメンバーも務めています。

メリーランド大学で文学修士号、ジョンズ・ホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際問題研究大学院（SAIS）で国際関係学修士号、名誉博士号を取得。