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Tips to relieve stress

栄養&健康

ストレスを和らげるヒント

サマンサ・クレイトン ワールドワイド・スポーツパフォーマンス アンド フィットネスの副社長であるサマンサは、元短距離走選手であり、AFAAおよびISSAの認定トレーナーです。応用化学の学位を持ち、4人の子どもの母親でもあります。 2024年3月8日

ストレスを感じると甘いものが食べたくなるのは脳の幸福中枢が糖質などによる刺激を求めるためです。私もまだ子供が小さい頃はカオスな状況が何度もあり、その度にクッキーの瓶に手を伸ばしていました 。ただそんな状況でも身体を動かすことで気持ちが落ち着き、クッキーを食べて一時的に満足するよりも安定した状態が長続きすることを体感しました。甘いものや脂質が多いものを食べて得られる幸せはほんの一瞬です。甘いものを食べ続けると体重増加にも繋がり得ますので、ストレスを発散できる健康的な他の方法を見つけることがとても大切です。今ではストレスを感じた時はヨガをしたり瞑想をして気持ちをリラックスさせるようにしています。

ゆるいヨガストレッチ

長い一日の終わりにゆるいヨガストレッチでコリをほぐしましょう。一日をスタートする時にもおすすめで、簡単なヨガの動きをすることで頭がすっきりして前向きな気持ちで一日をスタートすることができます。

瞑想

個人的に瞑想は現実のカオスからほんの少しの間遠ざかることで頭の中を意識的に静かに落ち着かせることだと思っています。ある友人は「以前瞑想を試したときは、うまく頭をクリアにできないことにいら立ってしまいやめてしまったよ。今ではそれもプロセスの一つだとわかったけどね。」と言っていました。世の中では瞑想は難しいものと認識されることもありますが、瞑想と言っても様々なやり方や捉え方があります。ここでは私がいつも使っているシンプルで実践的な方法をご紹介しましょう。

 

  • 完全に無音な場所である必要はありません。電話やパソコンなど気を散らすものをできる限り頭の中から無くしましょう。オフィスにいる場合はパソコンに背を向けたり、家にいる場合は寝室のドアを閉めて視界に入らないようにしましょう。
  • ヨガマットやブランケットなど特別なものを準備する必要はありません。瞑想はどこでもできます。物に頼らない方がどこでもすぐに瞑想を実践することができます。
  • リラックスできる場所を見つけて座るか横になりましょう。目を開けたままでも閉じていても構いません。自分に合う方を選んでください。
  • 呼吸に意識を向け、身体に入ってくる空気と出ていく空気を感じましょう。最初は腹式呼吸や鼻呼吸といった特定の呼吸法を意識しなくて大丈夫です。瞑想に慣れてきてから呼吸法を取り入れましょう。
  • やらないといけないことリストや買わないといけないものリストなどネガティブなことは一旦頭から無くしましょう。
  • 達成したいことや目標に向けたリストもひとまず頭の外に置いておきましょう。
  • 自分が前向きになれたり、リラックスできる言葉を1つか2つ思い浮かべましょう。
     

1日に1~2回静かな時間を20分程度作るように心がけてみてください。瞑想はヨガと同じように完全なリラックス効果を得るためには何度も繰り返し実践する必要があります。じっとした状態で瞑想が難しい人は、動きながらやったり、ランニングをしながらやってみましょう。

私は日曜日のランニングを“瞑想ラン”と呼んでいます。呼吸に集中してランニングをすることで頭をクリアにしています。なかなかリラックスできない時は単純にリズムに合わせて、1・2、1・2と数えるようにしています。呼吸に意識を向けヨガのストレッチなどをしていると、あっという間に時間が過ぎ、頭がリフレッシュした状態で家に戻れます。子供たちは今ではすっかり歩くことを覚え、木に登ったりスケートボードで遊ぶようになりましたが、毎日取る20分の静かな時間に私はとても助けられています。皆さんもぜひ試してみてください。